いのしん動静

日々感じたことや経験したことをアウトプットする自己満足のためのブログです。

終電で。

日付変わって24日。終電で帰宅していると偶然、中学時代の友人に会った。大学生になってからもたまに会ってはいたが、久しぶりに顔を見た。久しぶり、何でいるの?、就職できた、留年した、など簡単な近況報告をして俺は最寄りで下車するつもりだったが、久々に会ったんだから話して帰ろうよ、という彼の言葉により、最寄り駅の二駅手前で降りて彼と一緒に歩くことになった。久々に会って一番初めに思った印象が、俺は彼と違うな、という事だった。彼は俺より少し、思いやりというか人情というかそういうものがある。だから一緒に話して帰ろうと言ってくれた。一方俺は、どこか冷たい。というかよそよそしい。そういうところがあると改めて自分で感じた。

 

一時間弱、歩きながら話した。彼は高校を卒業した後、専門学校に通っていた。その頃はたまに会ったりもしていた。一緒に一眼レフ持って鎌倉行ったり、飲食店巡ったりした。俺が大学2年生の頃かな。けど、それ以降会った記憶がない。その後彼は留年し、専門学校を辞め、フリーターとして過ごしていたらしい。就職活動もしていたらしいが、内定も出ず。そんな中、ある人に出会い、斡旋してもらい、見事今月、中途入社として働き始めたとのこと。永田町の飲食店って言ってたな。

 

彼の話を聞いて、改めて俺って幸せだなと感じた。留年したけど大学四年間の学費は親が払ってくれた。学生時代は目一杯遊んだ。友達も増えた。彼女もできた。学生のうちしかできないであろう良い経験もした。失敗もした。お酒も人並みに飲めるほど強かった。海外にも行ったし、スキューバダイビングも農作業もした。彼とは全く違う人生を歩んできた。もちろん、彼は彼の人生を彼なりに歩んでいたし、元気そうで不幸なことはなさそうだったけど、やっぱり俺は俺の人生を楽しんでるな、と感じた。幸せな学生時代を送れてよかったなと思った。

 

しかし、彼の言葉に少しハッとさせられた事もあった。大学に入学する前の2015年春、俺と彼と共通の友人計4人で草津に旅行した。その時のことを彼はこんな感じで言っていた。

全然俺のことをいじるのはいいんだけど、みんなが集まるとふざけすぎて収拾がつかなくなる。もっと真面目に旅行計画を立てたいのに、みんな他人に任せっきりで誰もやろうとしない。

「他人に任せっきりで誰もやろうとしない」という言葉にドキッとした。今の俺と同じじゃないか。俺は面倒くさがりで、自分から動こうとしない。そんな悪い所が昔から表れていて、そして今も直っていない。そんな事実を突きつけられた感じがして、すごく情けなくなった。

 

今日、たまたまYouTubeで樺チャンネルの動画を見た。人から信頼されるには、何かをやってくれ、と誰かにお願いばっかりするくれくれ星人になってはいけない。ギブギブ精神が必要らしい。つまり、誰かに自分の知識や経験を与え、提供する。自分から動いて相手を助ける。そういう事が出来る人こそ信頼されるのだと提唱されていた。そんなことを思い出した。

 

今日から変わろう。他人に任せっきり、お願いばっかりの人になるのはやめよう。自分で考え、自分から動き、相手のためになることをしよう。相手に自分の価値を提供してあげられる人になろう。

 

----------

午前9時半、起床。午前11時10分、家を出る。研究室へ。火曜日の割に人が少なかった。タイピング練習は久々で、調子が悪かった。映画のレビューを書いて、写真の整理して、一日が終わる。研究はほぼやっていない。終電で帰宅。旧友と会う。