いのしん動静

日々感じたことや経験したことをアウトプットする自己満足のためのブログです。

研究室のK先生

明日の卒論発表に向けて、研究室の同期TとI先輩が、卒論の印刷や、誤字脱字チェック、発表スライドの確認をK先生と行っていた。俺も9月卒業だったら、一緒にやっていたことだろう。

 

I先輩は、執筆した卒論の中に誤植が多く、例えば図表番号に統一性がなかったり、カンマ(,)と読点(、)と句点(。)を混在させていたりと、いろいろK先生から指摘されていた。俺はこの時点で、I先輩には仕事を任せたくないな、と思ってしまったりした。大学3年生の時の授業でも誤植の多いスライドを作る先生がいたんだけど、誤植が多い人って信用ならない。ちゃんと完璧に近づけたものをスライドや作品として提出しろよ、授業しろよ、って思ってしまう。

LINEでもそう。1対1で友達とやりとりする時とか、どうでもいい会話の時は誤字ったりしてもいいし、意味が伝わらなければ言い直せばいいと思うけど、サークルとかの全体LINEで、自分が重要なアナウンスを流す時に誤字っているような人はだめ。人間だからミスするのはしょうがないけど、やっぱりミスっちゃいけない時ってあるでしょ。大事な伝達をする時にミスったら混乱を招くことになるよ。

俺自身、誤字とか脱字とか計算ミスとか、そういう細かいところでミスするような人は好きになれないし、だからこそ自分は徹底的に見直ししたりしてる。LINEでなにか文面を送信する時も、パワポでプレゼン発表する時も、このブログを書く時だって、ミスってないか確認する。確認するようにしてるわけじゃなくて、確認してしまう。癖なのかもしれない。だから俺はスピードより正確性の方が強い。今ふと思い出したが、非常に尊敬している樺沢紫苑先生ですらメルマガには誤字が多くて、俺としては残念である。

 

閑話休題。研究室のI先輩は、K先生から指摘された箇所を直しにいくのだが、再び持ってきても、また指摘されるくらい誤植が残っている。持ってきては指摘され持ってきては指摘され、のやり取りを3〜4往復くらいしてて、呆れた。お前は一度に直す事ができないのか、と心の中で突っ込んでしまった。

そんな時でもK先生は終始優しく対応してて、神様だなと思った。これが今日イチで感動したこと。きっと我々の見てないところで、イライラしたり呆れたりしているんだろう。家帰ってお酒飲みながら愚痴ったりしてるんだろう。そういうサラリーマンも多いはず。けどK先生はそれを人前では表に出さない。感情的にならない。なんて大人な対応なんでしょう。温厚な(とよく言われる)俺ですら、I先輩みたいな人がいたらイライラして注意したりすると思うのに。K先生の優しさが見えた瞬間でした。

 

これを「学生に甘すぎる」「学生のためになっていない」みたいに批判することもできるけど、やはりパワハラアカハラが問題となるような現代において、怒るのではなく、分かりやすいように?指導する先生の方がすごいと思う。

ミスした部下がいた時にただ怒鳴って叱るだけじゃパワハラになるから丁寧に指導したり、取引先や顧客に対してイライラした時に感情をぶつけるのではなく、敬語で対応したり、一緒にやっていきましょうみたいな提案ができる人の方が大人なんだよきっと。たぶんビジネスの世界ってそうなんだろうなと思う。社会人になったら分かるんだろうなと思う。

 

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午前中、コンタクトレンズの予約をしにAEONへ行く。部屋の散らかっていた服をしまい、片付ける。午後3時、研究室へ。髪を染めてから初めて研究室の人たちに会って驚かれた。快適な研究室のネット環境でLINEのアルバムを見返したり、メールの整理したりする。プロ研生の子に期末発表に向けたアドバイスを送り、帰宅。